公演概要

おかやまの神無月は音有月。
日本と世界の音楽の"現在"を知るため一週間。
「おかやまコンテンポラン」
第一夜&第二夜を、蔭凉寺で開催いたします。

この秋、10月最終週、岡山は静かに熱い。
世界からそして日本からジャズ、クラシック、ロック等ジャンルに捉われることなくあたらしい音、アンサンブルを追い求める、いま注目すべき器楽系音楽家たちがここ岡山に集まります。

ヨーロッパからはコンテンポラリー・ミュージック・シーンを牽引するドイツのレーベルECMより、昨年の岡山公演も記憶に新しいデンマークのギタリストヤコブ・ブロ(25日)とECMイチオシのスイスのピアニストコリン・ヴァロン(26日)によるトリオが来日。

またフランスからは、2年前の岡山公演の鮮烈なライヴも記憶に残るアンサンブル、"0 ゼロ"(26日)による小津安二郎のサイレント・ムービー「大人の見る繪本 生れてはみたけれど」とのコラボレーション。

そして日本から注目のピアニスト&ギタリスト、林正樹藤本一馬(25日)によるデュオが実現!

「いま聴こえるあしたの音楽」を探しに、
この秋は是非、音有月の岡山へ!!

会 期:
平成27年10月25日(日) ・26日(月)
会 場:
蔭凉寺/いんりょうじ
(岡山市北区中央町10-28)
※会場への直接のお問い合せはご遠慮下さい。

google map ⇓
公演詳細:
DAY 1 - 10月25日(日)
出演 Jakob Bro Trio / 林正樹 & 藤本一馬
開場 18:00 - 開演 19:00  
DAY 2 - 10月26日(月)
出演 0 (ZERO) / Colin Vallon Trio
開場 18:30 - 開演 19:30  
料 金:
一日券 前売 5,500円 当日 6,000円
※予定数終了の場合、当日券は発売されない場合がございます。)
二日券(25日/26日) 前売割引 9,000円
学割 4,500円 (当日限定)
※予定数終了の場合、学割は発売されない場合がございます。)
チケット取扱店:
グリーンハウス倉敷店、グリーンハウス岡山店、レコード屋、城下公会堂、Deco’s Kitchen、Dindi、shuri、moyau
WEB予約 ⇓
主 催:
おかやまコンテンポラン実行委員会
協 力:
ECM / Song X Jazz / flau / moderado music
後 援:
デンマーク大使館 / プロ・ヘルべティア財団 / スイス大使館

おかやまコンテンポラン 関連公演
中島 ノブユキ 10/26 @岡山県立美術館、
伊藤 志宏 10/30 @城下公会堂に関しては、
http://www.saudade-ent.com をご覧ください。

林 正樹 & 藤本 一馬 DUO

林 正樹

HAYASHI MASAKI

林 正樹

1978年東京生れ。少年期より独学で音楽理論を学び、その後、佐藤允彦、大徳俊幸、国府弘子らに師事。ジャズピアノや作編曲などを習得。大学在学中の 1997 年 12 月に、伊藤多喜雄&TakioBand の南米ツアーに参加。音楽家としてのキャリアをスタートさせる。現在は自作曲を中心とするソロでの演奏や、生音でのアンサンブルをコンセプトとした「間を奏でる」、渡辺貞夫カルテット」、「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」、「Salle Gaveau」など多数のユニットに在籍。演奏家としては、長谷川きよし、小野リサ、椎名林檎、古澤巌、小松亮太、中西俊博、伊藤君子をはじめ、多方面のアーティストと共演。多種多様な音楽的要素を内包した、独自の諧謔を孕んだ静的なソングライティングと繊細な演奏が高次で融合するスタイルは、国内外で高い評価を獲得している。2015年9月〈SPIRAL RECORDS〉より「コンポーズ」を主眼に置いたソロ・アルバム、«Pendulum» をリリース。

藤本 一馬

FUJIMOTO KAZUMA

藤本 一馬

ギタリスト、作曲家。 ミュージシャンの父の影響で独学でギターを弾き始め、ジャズ、南米の音楽をはじめとする広汎なワールドミュージックに親しむ。 これまで『SUN DANCE』、『Dialogues』、『My Native Land』の3つのソロ作品を発表。 東京の新たなチェンバー・ジャズ・サウンド、アンサンブルの進化系を提示。 多様な音楽的造詣を明敏な感覚により汲みとられた現代性とともに収斂させる陰影を含んだソングライティングと、空間的ギタープレイから、オープンチューニングを使用した躍動感まで、その音楽性は高い評価を獲得。 アルゼンチンよりカルロス・アギーレ(p,vo)、ブラジルよりアンドレ・メマーリ(p)などを迎えた自作でのレコーディングを始め、 国内および海外の多数のアーティストと共演。 また、ヴォーカルのナガシマトモコとのユニット"orange pekoe”では、 1stアルバムのセールスが35万枚を超え、ライブ公演など幅広い支持を獲得。 最新作、"藤本一馬/伊藤志宏『Wavenir』(hummock label)”を2014年9月にリリース。 繊細さを内包したスピリチュアルなシナジーを放つギター&ピアノ・デュオとして注目を集め、全国各地でのツアーを開催。 2015年には、作曲家/ピアニスト、"中島ノブユキ『散り行く花』"のレコーディング、ライブツアーに参加。 また、ニュープロジェクト “藤本一馬(g) × 林正樹(p) × 橋爪亮督(sax) “が始動し、ライブやイベント出演が決定している。

http://kazumafujimoto.com/

Hayashi Masaki & Fujimoto Kazuma -Flying Leaves

JAKOB BRO TRIO

ヤコブ・ブロ・トリオ(デンマーク)

Jakob Bro Trio

ヤコブ・ブロは、1978年デンマーク生まれのギタリスト。祖国では数々のミュージック・アワードに輝き、ジャズ・シーンの殿堂入りも果たすなど、現在のジャズ・シーンで最も注目されているミュージシャンのひとりだ。その独特のプレイで人気を博すとリー・コニッツ、ビル・フリゼールら大御所からも重用された他、近年ではポール・モチアン(b)“エレクトリック・ビバップ・バンド”や、トマス・スタンコ(tp)“ダーク・アイズ・ クインテット”のメンバーにも抜擢。昨年に初来日すると各会場とも大入りとなるなど耳聡いリスナーも絶賛。続く今年はヨン・クリステンセン、トーマス・モーガンとのトリオで名門ECMレーベルより『Gefion』を発表するなどまさに八面六臂の活躍を見せている。

Jakob Bro Trio - Jazzhouse Sessions June 2012 - : "Villa Nova"

ヤコブ・ブロ
ヤコブ・ブロ・トリオ

COLIN VALLON TRIO

コリン・ヴァロン・トリオ(スイス)

Colin Vallon Trio

1980年ローザンヌ(スイス)生まれのピアニスト、コリン・ヴァロンは11歳よりクラシック音楽を学びはじめたが、両親の持つレコードコレクションの影響でジャズに傾倒していく。 18歳のときスイスのジャズ・スクールに入学。1999年に自身のトリオを結成しオリジナル曲を中心に活動を開始。ジャズ以外にも強く影響を受けた現代音楽、バロック、そして東欧のメロディーのアイデアを自作曲に盛り込み、独特のサウンド・スケープをトリオが生み出すサウンドに構築することに成功する。 2006年にデビュー作『Les Ombres』(unit records)を発表、2007年には多くの名作を生み出しているスイスの老舗ジャズ・レーベル「hat ART」から『Ailleurs’』を発表し、現代性をも同居させるミニマリストである拘りが、ECMの創始者マンフレッド・アイヒャーの耳に留まることなる。 2011年には民族紛争が途絶えないコーカサス地方を題材にした『Rruga』をECMから発表、同年に発表したアルバニア出身のシンガー、Elina Duni のQuartet でも重要な役割を担い、一挙に世界中から注目されることになった。2015年2月にECMよりリリースされたトリオ名義での3rdアルバム 『Le Vent』で更に高まることとなった。 エレクトロニクスやポスト・プロダクションもなしで全曲自作。 巷のトレンドなど一顧だにせず、決然と我が道を進むその作風は強烈な現代性をも感じさせる。 『風の通り道』そう名付けられたアルバムに漂うのは本人が言うところの、あらゆる音楽に存在する「エッセンス」である。古楽や現代音楽に精通しニルヴァーナ育ちと公言するピアニストに、ECMが大きな期待を寄せている。

Colin Vallon Trio - Juuichi

コリン・ヴァロン
コリン・ヴァロン

0 (ZERO) Hommage à Ozu Yasujirô

0 ゼロ(フランス)

0 ZERO

0(ゼロ)は2004年にSylvain Chauveauを中心にフランスで結成された室内楽アンサンブル。武満徹作曲賞を受賞した若手現代作曲家Joël Merah、パリ管弦楽団のパーカッション奏者Stéphane Garinというフランスの現代音楽シーンの才能を従え、これまでにヨーロッパ各地で の様々な音楽祭やホールで公演、自身の作品演奏に限らず、スティーブ・ライヒ、モートン・フェルドマン、杉本拓、ジョン・ケージ、エリック・サティ、ギャヴィン・ブライアーズらの作品も演奏し、アンサンブルの持つ未知なる可能性を追求している。2013年初のフルアルバム『Soñando』をリリース、岡山公演を含む全7都市8公演におよぶ来日ツアーを成功させた。 本ツアーではニューアルバムにも参加したマーラー室内管弦楽団のフルート奏者Jùlia Gàllegoを新たに加えた4人編成で、新作『Umarete Wa Mita Keredo』のサウンド・パフォーマンスを小津安二郎の同名映画のスクリーニングと共にお送りします。

New Album "Umarete Wa Mita Keredo"

前作『Soñando』が瞬く間にソールドアウト、一昨年の来日ツアーも大盛況のうちに幕を閉じたフランス現代音楽の俊英アンサンブル0が、小津安二郎のサイレントフィルム「大人の見る繪本 生れてはみたけれど」の伴奏付き上映会の委託を受け、そのパフォーマンスのために製作されたサウンドトラックから14の楽曲をセレクトしたニューアルバム。本作のレコーディングには0のコアメンバーであるSylvain Chauveau、Stéphane Garin、Joël Merahと共にフルート奏者Jùlia Gàllegoが参加。尺八や琴、三味線などの日本の伝統的音楽や、Morton Feldman、Town & Countryといったアメリカの現代音楽から受けたインスピレーションを、0の音響的な美意識と感性でもって咀嚼し、前作『Soñando』を発展させたかのようなサウンドに。来日ツアーでも圧巻のパフォーマンスが話題となったStéphane Garinによる緻密且つ繊細なグロッケンシュピールと様々なパーカッションの音と、JoëlとSylvainによる柔らかな音色を奏でるアコースティックギターの掛け合い、フルートの参加によって奥行きの増したアンサンブルは一音一音が丁寧に練り上げられ、子ども達の生き生きとした姿を描いた映画の空気感も相俟って、牧歌的で風通しの良い作品に仕上がっています。

ゼロ
ゼロ
Umarete Wa Mita Keredo

0 - Jùichi

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