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JAKOB BRO TRIO @Inryouji

デンマークのギタリスト、ヤコブ・ブロ。もはやジャズのカテゴライズだけでは捉えきれないその音楽へのアプローチは、ポール・モチアンやトマシュ・スタンコ等のグループのみならずカート・ローゼンヴィンケルやビル・フリゼール等彼と同じギタリストたちからも注目を集めています。

また、本トリオをサポートするのは菊地雅章のECMデビュー作や、第3次日野=菊地クインテットでも好サポートをみせた注目のベーシスト、トーマス・モーガン。 そしてキース・ジャレット、ヤン・ガルバレク等ECMの数多の作品にその名を残すヨーロピアン・ドラムの巨匠、ヨン・クリステンセン!

すでに昨年"ECM"にこのメンバーで録音を完了している注目の現在進行形のギター・トリオをお見逃しなく!!

[ Details ]

JAKOB BRO TRIO

[出演]Jakob Bro(g), Jon Christensen(ds), Thomas Morgan(b)

[日時]2014年10月2日(木)

[時間]Open_19:00 Start_20:00

[料金]Adv_¥4,000- Day_¥4,500-

[会場]蔭凉寺 (いんりょうじ) 岡山市北区中央町10-28

[後援]デンマーク大使館

チケット販売店舗:
蔭凉寺 / GREEN HOUSE / 城下公会堂 / cafe moyau / pieni.. / DIndi /
Deco's Kitchen / shuri / Palm Music / ルーラルカプリ農場 / padang padang

SONG X JAZZ hp: http://www.songxjazz.com/

[ Jakob Bro Profile ]

カート・ローゼンウィンケル、ウォルフガング・ムースピエール、スティーヴ・カーディナス、ベン・モンダー、 そしてこのヤコブ・ブロ。 現代のジャズシーンを牽引する個性豊かなギタリスト達は、奇しくも全員が故ポール・モチアン率いる通称「エレクトリック・ビ・バップ・バンド」に在籍した経験を持つ強者たちだ。ビル・エヴァンスやキース・ジャレットらとの活動を経て、90年代以降は次世代の若手音楽家たちとの活動に余生を費やしたといっても過言ではない巨匠モチアンのもとで、彼らは多くを学び、後にそれぞれが個性を開花させていくことになった。バンド在籍中からソロ活動にも精力的であったカートやムースピエールを筆頭に、カルデナスやモンダーも現在ではシーンを牽引するスタイリストとして注目を集めている。
  このたび来日が決定したヤコブ・ブロは、『Balladeering』『Time』『December Song』というニューヨーク録音3部作が日本でも好評を博し、加えて、2012年の『Bro/Knak』で示された斬新なサウンドスケープも話題となった、今最も注目すべき若手ギタリストである。

2000年代にはニューヨークを拠点に活動し、近年は母国デンマークに帰郷して活動を続けているブロの音楽は、即興と作曲の絶妙なバランス感覚に、さまざまな音楽からの影響が織り重ねられたもので、その個性的なサウンドは、近年もリリースを重ねるごとに深みとオリジナリティを増してきている。まるで金管楽器や弦楽楽器をイメージしたかのような息の長いギターのフレーズが積み重ねられた曲は、進行するにつれて、聴き手の中でイメージが増幅していくような不思議な味わいがある。そこが、ブロの音楽の大きなポイントだろう。

 

1978年にデンマークのコペンハーゲンに生まれたヤコブ・ブロは、若くして早熟した才能を開花させ、米国バークリー音楽院に留学した後、デンマークに一時帰郷し音楽活動を続けていたが、ツアーで当地を訪れたカート・ローゼンウィンケルと出会ったことが、彼の音楽家人生の大きな転機となった。カートの演奏に感銘を受け、そしてカートに薦められたこともあり、再び渡米することを決意したブロは、2000年代初頭にニューヨークのジャズシーンの喧噪に飛び込み、当時すでにポール・モチアンやチャーリー・ヘイデンと共演していたギタリストのスティーヴ・カーディナスのもとでレッスンを受け、ベーシストのベン・ストリートのアパートに居候し、彼の紹介でマーク・ターナーやクリス・チークらとも共演し、自身のリーダー作品を制作し始めることになる。その後、2002年からの数年間をモチアンのもとで過ごし、大きく開花した若きブロの才能は、ECMからリリースされたポール・モチアンの『Garden Of Eden』でも聴くことができる。加えて、モチアンを介して広がったビル・フリゼールやリー・コニッツとのコラボレーションは、先述のニューヨーク録音3部作へと繋がっていくことともなった。

ギタートリオでも、それ以外の編成でも、彼は常にアンサンブル全体に気を配り、音楽そのものを響かせることを決して忘れることはない。ニューヨーク3部作での、ビル・フリゼールとのツイン・ギターから生み出される浮遊感溢れる演奏と、リー・コニッツのリリシズムに溢れたプレイがそこに響き渡ることで生まれた音像は、単なるセッション作品に留まることなく、完全にヤコブ・ブロ独自の音楽にまで昇華され、その美しい仕上がりに多くのリスナーが固唾を呑むことともなった。

今回の来日公演は、近年は菊地雅章をはじめとしてECM関連の新作での活躍が目覚ましく、ブロとは共演歴も多いトーマス・モーガンをベースに、1970年代のキース・ジャレットのヨーロピアン・カルテットでの活躍でも知られるノルウェイの重鎮ヨン・クリステンセンをドラムスに迎えての、ギタートリオ編成となる。ブロとモーガンの濃密なインタープレイに、変貌自在なリズムを散りばめるクリステンセンが三位一体となった演奏は、結成から数年を経た今、既に充分に熟成されていると言っていいだろう。ギタートリオという最小限のアンサンブルでさえ、自身のオリジナル曲と個性溢れるメンバーとのインタープレイを有機的にブレンドさせ、新境地のサウンドを開拓しようとするヤコブ・ブロの飽くなき創造力は、今回の来日公演でも多くの人々に感動を与えるに違いない。

text by 稲田利之

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